ドル dollar 2004 11 22

 ドルは、女性の定期券のようなものです。
女性の定期券は、ある年齢に達すると、それ以上、年を取らないのです。
 定期券の購入申込書には、住所、氏名、年齢欄がありますが、
この年齢欄の年齢が、実際の年齢と乖離(かいり)してくる場合があります。
最初のうちは、23歳、24歳、25歳と、実際の年齢と連動して増えていきますが、
25歳以上には増えない場合があります。
 もちろん、駅員は、記入された年齢と実際の年齢が合わないことに気づいていますが、
そこは、駅員も、武士の情けを持っていますので、
難しい「乙女心?」を理解し、とやかく言いません。
(定期券と同じように、化粧をすると、
実際の年齢と外見的な年齢が合わない場合があるかもしれません)。
 このように、一般的に、女性の年齢は、自己申告で問題ありませんが、
年齢をごまかしてはいけない場合があります。
それは、医者にかかる時です。
年齢は、医学的な診断にとって、重要な要素となりますので、
年齢をごまかしてはいけないのです。
当然、「経済の医者」や「金融の医者」にとっても同じです。
 さて、11月20日の夜、著名なエコノミストが、テレビ番組に主演し、
外国為替について、コメントをしていましたが、
あの説明では、専門用語が多く、テレビの視聴者には、わかりにくかったと思います。
 テレビで話をする場合は、大学で講義するのとは、違います。
基本的に高校生レベルで、
あるいは、高校の政治経済という科目は、意外にレベルが高いので、
中学生レベルで、話をする必要があります。

書評 book review 2004 9 12

書名 ドル暴落から、世界不況が始まる
著者 リチャード・ダンカン
出版社 日本経済新聞社
THE DOLLAR CRISIS by Richard Duncan

「帳尻が合わない」
そのとおり。
 しかし、女性が、お化粧をするように、
経済も、お化粧をする必要がある。
問題は、年を取ると、お化粧の乗りが悪くなることである。
 その時、主役は、若い娘に代わる。
いつか世界経済も、そうなる時が来るでしょう。

















































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